アトピー性皮膚炎「脱出」へ 心のケアも大切

こんにちは、庵主のワダです。

yahoo!をひらくとアトピーの記事があったので、

ちょっと思うところを書いてみようかと思います。

「アトピー性皮膚炎「脱出」へ 心のケアも大切」 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120912-00000509-san-soci
アトピー性皮膚炎の患者は全国で約35万人といわれる。
近年は、患者数の増加とともに大人になっても悩まされる人も多い。
薬を正しく使うとともに、心理的なアプローチも大切だという。



っと記事は続きます。

どんな病気でも「心」のケアは大切ですが、

アトピーでも重要なことだとわたしも思っています。

重傷のアトピーの事例では、

ひきこもり、いじめにあう、就職の失敗、

などのケースも珍しくないようです。


皮膚科では、皮膚を診るのが仕事なので、

なかなかゆっくり話を聞いて治療するというのは難しいのが現状ですし、

精神的なストレスとの因果関係をあまり重視されてない医師が多いのが現状です。

とはいえ、皮膚科でステロイドやプロトピックをもらうのがいいのか、

心療内科に通院して眠剤や安定剤をもらうのがいいのか、

どちらが良いのかと言われると難しいところですが(^^;)


アトピーにおける、心身医学的な治療や見解に関しては、

以下の本が良書だと思います。

医学書をだしている南山堂さんの書籍です。

専門家向けなので、一般の方には難しい内容かもしれませんが、

治療者としては読んでおいても損はないと思います。

もっとよくなるアトピー性皮膚炎―皮膚疾患への心身医学的アプローチもっとよくなるアトピー性皮膚炎―皮膚疾患への心身医学的アプローチ
(2008/04)
檜垣祐子

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アトピーはたしかに精神的なストレスでも悪化します。

精神的な負荷がかかると、みるみる症状が悪化します。

悪化するとさらにその辛さから、さらに負のサイクルに入っていきます。

この負のサイクルはアトピーの限ったことではありませんが、

アトピーは目に見える症状ですから、そのダメージが大きい気がします。


病は「気」からというように、

東洋医学でも精神的な負荷により病気が起こるという考えがあります。

内傷七情(ないしょうしちじょう)といいます。

七情は怒(肝)、喜(心)、思・憂(脾)、悲(肺)、驚・恐(腎)の7つです。

どんな感情も過剰となると、対応する臓腑の機能が不調となり、

さまざまな体調不良の原因となります。


アトピーはイライラと怒ったり、すごく思い悩んだり、嫌なことがあると、

顕著に悪化するように思います。


とはいえ、今日も患者さんと話題になったのですが、

生きている以上、

精神的なストレスから逃げることはできないんですよね(^^;)

うまくストレスを発散する方法があれば一番いいですし、

悟りをひらき考え方をかえることも方法の1つですが、

そう簡単にできることではありませんよね。


あきらかに仕事の精神的なストレスがアトピーの原因、

「じゃー治すために仕事を辞めましょう!」

なんて、無責任なことはとてもいえません。


じゃー、どうするのか!?

1つはストレスから逃れることよりも、

うまく発散できる場所を作る。

次に大事なのでは、アトピーがでにくい体作りをすることだと思います。

そういった手助けが鍼灸治療だとわたしは思っています。


精神的なストレスも原因の1つですが、

他に多くの要因が重なって症状はでてきます。


お腹に熱がこもりやすい人はきしるやジュクジュクのアトピーになりやすい。

血に熱のこもりやすい人は皮膚が真っ赤っかの熱感がありきしるよりも出血が多いアトピーになりやすい。

血が不足しやすい人はカサカサの乾燥して痒いアトピーになりやすい。

オ血という古い血がある人は、ゴワゴワの硬い皮膚やかさべたのアトピーになりやすい。

といった体質や傾向があります。

それらの影響がでないように治療していくことで、

少々のストレスでも症状がでなくなり、アトピーも改善にむかいます。

他にも季節的な影響も受けます。

梅雨になるとジュクジュクに悪化する、秋や冬になると乾燥して痒みが強くなる、

春先に一気に増悪する、などがあります。

それらをなるべく先回りして治療することで、

ストレスがアトピー悪化スイッチを押すのを予防します(^^)


仕事などのストレスを取り除くのは難しいですが、

アトピーの症状を改善して、

アトピーがでにくい体を作っていくことは可能です♪


長くなってきたので、ひとまずこのへんで(^^)


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